寒い地域の冬に気をつけたいこと

2026年、新しい年が始まりましたね! 今年も皆様の大切な家族のお役に立てるような情報をこちらのブログでたくさん発信していきます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
⚠️犬や猫にとって危険な「不凍液」と「融雪剤」
御殿場市を中心に、箱根や山梨など、冬になると冷え込みが厳しく、氷点下や積雪が見られる地域では、寒さや凍結への対策が欠かせません。
その一方で、冬ならではの身近なものが、犬や猫にとって思わぬ事故につながることがあります。
今回は、寒い地域で特に注意していただきたい「不凍液」と「融雪剤・凍結防止剤」についてお話しします。
⚠️ラジエーターと不凍液の関係
車のエンジンには「ラジエーター」と呼ばれる部品があり、エンジンが熱くなりすぎないように冷却する役割をしています。その中を循環しているのが「不凍液(クーラント)」です。
不凍液は、冬の凍結防止だけでなく、夏場のオーバーヒート防止やサビ予防の役割もあり、年間を通して使われています。
寒冷地では、
・気温低下による部品の劣化
・ホースや接続部分からのわずかな漏れ
などが起こりやすく、気づかないうちに車の下に不凍液が垂れていることもあります。
⚠️不凍液は、ほんの少しでもとても危険です
不凍液の主成分である「エチレングリコール」は、犬や猫にとって非常に毒性が強い物質です。甘いにおいや味があるため、地面に漏れた液体を水たまりと勘違いして舐めてしまうことがあります。
舐めてから数時間以内に、
・ふらつき
・元気がない
・嘔吐
・水をたくさん飲む
といった症状が見られ、その後腎臓に大きなダメージを受けることがあります。特に猫は影響を受けやすく、ほんの一舐めでも重い状態になることがあります。
⚠️融雪剤・凍結防止剤による肉球トラブル
雪や凍結対策として、道路や駐車場に融雪剤や凍結防止剤が使われる地域も多くあります。これらは、犬の肉球に刺激を与え、
・赤くなる
・ヒリヒリして歩きづらそう
・ひび割れや炎症
といったトラブルの原因になることがあります。
また、散歩のあとに足先を舐めることで体の中に入ると、嘔吐や下痢、よだれが増えるなどの症状が出ることもあります。
☝️冬の事故を防ぐためにできること
・不凍液はしっかりフタを閉め、犬や猫の手が届かない場所へ
・車の下に液体が漏れていないか、ときどき確認
・雪道を歩いたあとは、足先を洗う・拭く習慣を
・肉球用の保護クリームや散歩用ブーツも役立ちます
寒い地域の冬は、人にとって必要な対策が多い分、動物たちには負担になることもあります。
☝️「もしかして…」と思ったら、早めにご相談ください
不凍液や融雪剤を舐めたかもしれない場合は、症状がなくても早めに動物病院へご連絡ください。特に不凍液中毒は、治療を始めるまでの時間がとても重要です。
寒さの厳しい地域で暮らす犬や猫が、冬も安心して過ごせるよう、日々のちょっとした気づきを大切にしていきましょう。
