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ウサギの病気と食餌

ウサギの食餌で最も大事なものは『食物線維』です。
干し草や根、樹皮など線維質を多く含むものを主食としており、柔らかいごはんやパン、糖分や塩分の高いお菓子など間違った食餌による病気や、寿命が長くなったことによる老齢疾病が多くなっています。

毛球症

常にグルーミングをするウサギは、毛が消化管の中にたまり、毛球が詰まってしまうことがあります。毛の長い品種や、毛の生え変わりの時期に多く見られます。

X線写真による毛球症の造影 摘出された毛球

適度な運動によりストレスを軽減し、グルーミングの回数を減らしてあげましょう。
獣毛ブラシなどで、やさしくブラッシングしましょう。冬の時期は静電気が起こらないように、濡れタオルで軽く体を湿らせると効果的です。
線維質を多く含んだ専用フードや干し草、野菜などを与えて、消化器官を活発にさせましょう。

不正咬合

「常生歯」と呼ばれるウサギの歯は生涯伸び続けます。不正咬合の原因は、先天的なものと食餌によるものがあります。
通常は高線維質の餌や牧草などで歯を磨耗させて、長さを調節していますが、干し草や野菜が不足すると咀嚼回数が減り、不正咬合を誘発しやすくなります。
適切な食生活で予防を心がけてください。
当院では定期的に専門医による歯科検診も行っております。

切歯の不正咬合 X線写真による不正咬合の造影

腸性中毒

盲腸の機能が低下して、腸内細菌叢に悪影響を与えます。細菌が毒素を出し、下痢などの症状が起こり、急死することもある病気です。
4~8週齢の離乳したての時期や、ストレス、抗生物質の投与を受けているウサギ、パンやお菓子、果物を大量に食べているウサギによく見られます。

下痢により削痩しているウサギ

糖分やでん粉を多く含む食物を避け、専用フードや干し草、野菜などを与えましょう。
ゲージや餌箱など飼育環境を清潔に保ちましょう。

その他の症例

尿路結石

血尿や排尿障害が起こります。カルシウムの取りすぎが原因のひとつになります。

脂肪肝

食欲が減退しているときは、脂肪肝の可能性があります。

腎不全

細菌感染や高カルシウムの食餌、腎臓結石、ビタミンD過剰症、腫瘍などが原因になります。元気がない、食欲不振、多飲多尿などの症状があらわれます。

腫瘍

ウサギでは子宮腺癌、乳腺腫瘍が多く発生します。加齢とともに増加傾向が見られ、症状があらわれにくいため定期診断が必要です。

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